秋田犬 マサル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田美知男さん

日本画家の山田美知男さん。

私は彼の作品のファンですが、

今年は念願の山田さんを、森のおとにゲスト講師としてお招きします。

先日アトリエ訪問をしてきました。

 

                        <日本画家 山田美知男さん>

 

 

 

                   「閉ざす」 牛小屋で丹念にスケッチを重ねて描かれた。

 

 

 

                      手入れされた用途別の筆が整然と並ぶ。

 

 

 

 

                             「雪路」

 

 

 

                              「前へ」

 

 

 

 

                        

 

 

                    見ているだけでも美しい岩絵具の瓶たち。

 

 

 

                

 

 

                            「朴の花」

 

 

 

 

           

 

 

               「朴の花」

 

 

 

 

             

 

パンデミックメモ9

 

コロナウイルスという世界共通の問題において、

この先どうやって生きていけばいいのだろうと、私は悶々と悩んでいたのですが、

あるイスラエル人のスピーチを偶然聞いて希望を持つことがありました。

それがこの本の著者、ユヴァル・ノア・ハラリさんでした。

 

恥ずかしながらその時の私は、彼が歴史学者で世界的ベストセラーであることも、

時代の寵児だということもつゆ知らず、

ちょっと神経質で、よく話す人だと思いながら彼の話を聞いていました。

 

しかし、対談のスピーチの中で

 

「コロナウイルスは歴史的に見ても対処できる。あとは人類がどのような選択を取るかだ。」

 

と明確に断言しているのを聞いて、一度この人の本を読んでみようと思ったのです。

 

そして今、読んでいるわけですが・・

これは私だけではなく、たくさんの人が読むべき1冊だと感じました。

 

私は日々、目の前の事に追われながら、狭い世界に生きていると感じているのですが、

そんな自分がいきなり飛行機で持ち上げられ、突然体に翼が生え、

鳥の目で世界を見渡すような、そんな視点を与えてくれる本だと思いました。

そしてこの本を読んで、私のウイルスへの恐怖は嘘のように鎮静されたのです。

厳密にいえば、人類が直面している危機はウイルスどころの話ではないという覚醒を

与えられたとでもいうのでしょうか・・

 

現代の忙しい私たちは、本を読むための時間を捻出しなければいけませんが、

それでも、間違いなくこの本はそれに値します。

例えわからないところがあったとしても、それを学ぼうと努力することは

もしかしたら、大学に行くことよりはるかに意味があるかもしれません。

 

この本を多くの人が読めば読むほど、世界は公平になると思います。

著者がそんな使命を持って書いた 21Lessons をどうか皆さんも読んでみてください。

http://www.kawade.co.jp/21lessons/

 

呼吸

 

 

 

 

作業に移る前に、私たちはベルを3回鳴らし9回呼吸をします。

1回のベルで3呼吸ずつ、他のことを考えずに、ただ呼吸だけに集中します。

 

車が通り過ぎれば車の音に気をとられ、誰かが体を揺らしたりすると、すぐ気になったりします。

呼吸だけ行う、こんな単純なことがなんて難しいのでしょう。

 

私たちは常に何か考えごとをしたり、気が散漫で、一つの動作だけに専心することができません。

例えばご飯を食べながらTVを見たりと、口を動かしながらも頭は別のことを考えています。

 

吸う息・吐く息は瞬間、瞬間、生命ををつなぐ働きがあり、

それを意識できれば、私たちは、深く自分の身体を感じることができます。

つまり、命そのものに集中することができるのです。

呼吸は、散っていく意識をつなぎとめるフックのように、私たちを「今ここへ」戻してくれます。

もしも、心と身体が切り離された状態で瞬間、瞬間を生きるなら、一体私たちはどこにいるのでしょう?

その先の未来に、果たして私たちはいるでしょうか?

 

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 

 

人間には体がある。

過去一世紀の間に、テクノロジーは私たちを自分の体から遠ざけてきた。

私たちは、自分の嗅いでいるものや味わっているものに注意を払う能力を失ってきた。

その代わり、スマートフォンやコンピューターに心を奪われている。

通りの先で起こっていることよりもサイバースペースで起こっていることのほうに

もっと関心を払う。

 

自分の体や感覚や身体的環境と疎遠になった人々は、疎外感を抱いたり

混乱を覚えたりしている可能性が高い。

有識者はそのような疎外感を、宗教的な絆や国民の絆の衰退のせいにすることが

多いが、自分の体とのかかわりを失うことのほうが、おそらく重大だろう。

 

自分の体にしっくり馴染めないなら、世界にしっくり馴染むことはけっしてできない。

               

                              「 21Lessons 」

               ユヴァル=ノア=ハラリ Yuval Noah Harari  

               

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

5月