山田美知男先生 4(最終日)

 

 

山田先生が来てくれる最後の日。 いつも贅沢な作品鑑賞から始まります。

 

 

 

 

日本画とは何か?

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日本画とは、和紙や絹などの素材と絵画技法が古来より連綿と受け継がれてきた、

大変に歴史の長い絵画です。

特に、日本画の特色の一つである、天然の鉱石を粉末状に砕いた

顔料は、数百年前から現在と同じ工法で作られ、同じ技法で使用されてきました。

これほど長い伝統を持つ絵画は、世界に類を見ません。

しかし、同時に日本画を描くことは他の絵画に比べて一般的に馴染みがなく、

実際に触れる人が少ないという現実があります。

 

 

                      はじめての日本画教室<安原成美>より抜粋

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日本画の岩絵具は、使い方が難しいので先生の話をよく聞くことが大切。

 

 

作業は、書道と坐禅を混ぜたような緊張感がある。

 

 

 

 

 

<最終回4回時点>

 

                         小3

 

                       小3

 

                      小6

 

                                  小6

 

 

                        中1

 

 

                           中1

 

 

 

 

*こここから本当の描き込みが始まります。高学年は引き続き頑張りましょう*

 

 

 

 

 

<山田先生への作品インタビュー>

 

                                   「待つ」

 

 

 

 

Asano:   この作品は山田先生の娘さんなのですよね?

 

Yamada :   確か中2くらいの時に描いたもので、本人は今、高校3年生です。

 

Asano:  ドキッとするような表情ですね。

 

Yamada :  思春期の難しい年齢。

      大人になることを「待つ」、そして帰り道の中で誰かを「待つ」。

      前に進みたい気持ちと反発。複雑な心境をあらわしています。

 

 

Asano:  この作品に点数をつけるとしたら何点くらいですか?

 

 

Yamada: 実はうまくできなくて、マフラーの黄色でごまかした、というのが本音です。

      人物の存在感とか雰囲気を表現したかったのですが、

      いまいち画面がパッとしなくて、本当は地味な色のマフラーを派手にして、

      つじつまを合わせたんです。

 

Asano:  そうなんですか?

      この表情だけで、色々なことを語っているように思っていました。

 

 

Yamada: 表情や色といった個別の要素に頼らないで、

      全体の雰囲気だけで伝えたかったんです。

      それが、できなかったから強い色でごまかした。

 

 

Asano:  鑑賞者には想像できないことですが、「ごまかした」と言い切るんですね。

      

 

Yamada: 何か特別なことを描かなくとも、その人の空気が全体から伝わる作品、

      先人たちはいいものを残しています。

 

Asano:  具体例などありますか?

 

 

Yamada: 例えば鏑木清方。この方の人物画はすごく魅力があります。

 

 

 

 

 

                     鏑木清方「朝涼」1925

      

      

      

 

Yamada:  鋭い表情とか色というように、強い部分で主張するのではなくて

       その人の雰囲気が、全体から立ち現れてくる。

       ああ、いい絵だよなあって思います。

 

 

Asano:  香気というか、そこはかとない一瞬ですね。

      

 

Yamada :   だから、人物のクロッキーをするときは雰囲気を色で表現してみるとか、

                  印象や内面をあえて具現化することを意識する。

       

 

 

Asano: 「印象を色で伝える」クロッキーの方法はそこから来ているのですね。

      正確に描くことも大事ですが、自分が受けた印象、

                感覚的なものを知識に頼らないで素直に表すことは難しい・・。

 

 

Yamada :  クロッキーを見ても子供の方が、よく捉えてる。

 

Asano:   本当にそうですね。子供に教えることは簡単ではありませんが、いつも

       逆に教えられます。次の時間も引き続きよろしくお願いします。

 

     

      

      

      

      

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

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